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【知りたい!ヘアカラーの染まる仕組み!】

ヘアカラーには、幾つか種類があり、染毛の仕組みがそれぞれ違います。また、その染毛の違いでメリットとデメリットが出てきます。
まず、染料の種類をご紹介すると、主に、ヘアダイ(アルカリ染毛剤)・ヘアマニキュア(酸性染毛剤)・ブリーチ(脱色剤)などがあります。各染料の説明は下記のとおりです。

・ヘアダイ・・・・・ 昔の言い方ですと「おしゃれ染め」。
アルカリを含んだ染毛剤です。別名、永久染毛剤とも言い、アルカリの膨潤作用を利用し、毛髪内部に染料を送り込み、毛髪内部で酸化重合という化学反応により発色させる染毛剤。
また、アルカリのメラニン色素分解作用をコントロールして、髪を明るくすることができます。
カラーリングでは、一番メジャーな染毛剤です。ヘアダイのジャンル内でも種類があり、アルカリカラー・微アルカリカラー・中性カラー・白髪染めなど、広範囲のニーズに対応可能な染毛剤です。

メリット: アルカリを含有可能なので、メラニン色素を分解させながら色味を発色させることが出来ます。
基本的に他の染毛剤は、アルカリを含有していないので、髪を明るくすることが出来ません。
また、毛髪内部で発色するので、マニキュアの様に表面吸着での発色染毛より、色持ちが良く、衣類等を汚す恐れが少ない。

デメリット: アルカリを含有している為、タンパク質を溶かすので、ダメージを発生させてしまう。
ちなみに、明るいカラー程、アルカリ濃度が高いので、ダメージが大きくタンパク質も分解する。
また、ジアミン(アルカリ成分)を含んでいる為、皮膚が弱い人は刺激を感じ、場合によっては、かぶれることもあるので注意が必要。

・マニキュア・・・ 別名、酸性染毛剤や酸性カラーとも言われています。名前のとおり、pHは酸性で主に毛髪の表面部に吸着し発色します。ちなみに、イオンで吸着させます。最近のマニキュアは染料分子の大きさが小さくなり、やや毛髪内部にも入り込むようになったので、昔と比べると色持ちも良くなりました。主成分はシリコンです。

メリット: アルカリを含有していないので、毛髪に対するダメージはありません。
シリコンの吸着による発色なので、髪がコーティングされ、髪のツヤが増します。
また、アルカリカラーでは表現できない人工的な色味のラインナップが充実。
シリコンコーティングにより、毛髪が太くなりハリコシも出てくる。

デメリット: アルカリを含有してないので、髪を明るくすることが出来ない。
シリコンコーティングされるので髪どうしの滑りが悪く、細毛の場合絡まりやすくなることもある。
ダメージ毛や、乾燥毛の様なややキューティクルが破損している場合、染料が毛髪内部に永く残り、カラーチェンジの妨げになることもある。また、毛髪がコーティングされる為、薬剤の浸透率が下がり、弾きやすくなる。それにより、パーマ不良、トリートメント無効などになることもある。
その場合、剥離剤が必要となる。

・ブリーチ・・・・・・ 別名、脱色剤。これには、染料は含まれておらず、メラニン色素を分解し髪の明度を明るくするのが目的で、強いアルカリを含んでいます。また、アルカリカラー・微アルカリカラーなどの酸化染毛剤にも、メラニン分解の目的で少量含まれています。ブリーチには、大きく二種類あり、パウダータイプとクリームタイプに分かれ、クリームタイプには髪を保護するトリートメント剤も配合されています。その為、脱色力はパウダータイプより落ちてしまいます。

メリット: 過酸化水素とMIXしてから、約30分間メラニン色素の分解を続けるので、回数を重ねればいくらでも髪を明るく出来、シングルカラーでは出せないダブルカラー独特の透明感の色味を表現する事が出来ます。また、くすみの原因となるメラニン色素を必要な分分解することが出来ますので、クリアな染料の発色が期待できます。

デメリット: 強いアルカリを含有しているので、アルカリカラーのハイトーンよりもダメージが大きい。
つまり、アルカリはタンパク質も溶解してしまうので、強アルカリを使用すれば、ダメージは通常より負担が大きくなるという事です。


この様に、それぞれ特徴が違う染毛剤を使い分けたり、組み合わせたりしてカラーリングします。種類・特徴が分ったところで、実際どの様に薬剤が働いているか見ていこう!!
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ヘアダイ

ヘアダイは1剤と2剤をMIXしてカラーリングしていきます。1剤には、染料・アルカリ剤・トリートメント剤などが含まれています。2剤は、過酸化水素水が主成分です。この2種類の薬剤をMIXすることで、アルカリの化学反応と染料の酸化重合(染料が膨張して発色)が起ります。先ずアルカリがキューティクルを膨潤させ薬剤が入りやすい道を作ります。キューティクルが開いている間に染料・アルカリ・トリートメント等の有効成分が浸入し、毛髪内部で、染料は酸化重合が始り、発色していく。同時にアルカリ剤が不要なメラニン色素を分解して明度を上げます。とても画期的なシステムです!



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発色(酸化重合)

ヘアダイの染料は基本的に3種類の染料の割合をコントロールして、色味を再現しています。この3種類はそれぞれ役割が異なり、鮮やかでビビットな色味が得意な染料(直接染料)と深みのあるブラウン味が得意な染料(中間体)と色味を持たず薄めることが得意な染料(カプラー)。と言った様に違う働きをします。ちなみに、この調合割合はメーカーにより異なり、スタイリストは多くのメーカーから納得のいくカラー剤を選択し使用してるんです!
ヘアダイの染料発色は、酸化重合と呼ばれる化学反応を利用しています。染料は、2剤の過酸化水素が混ざることで、染料分子が膨張し大きくなります。これが毛髪内部で起り発色となります。また、色持ちが良いというのは、染料分子が内部で大きくなるので、外に出にくくなるということと、内部に定着する為、外的な摩擦やpH中性レベルの化学薬剤の付着等による原因の褪色は少なく済むということなんです。でも、ダメージのレベルが大きくなり、キューティクルの破損が激しくなると、染料を閉じ込めている壁に大きな穴が空くということになるので、どんどん褪色しやすくなってしまいます。やっぱりダメージには要注意ですね!!



ヘアダイの発色の仕組みは上記のようなイメージで行なわれます。しかし、酸化重合は「直接染料」だけは行われず、分子が大きくなりません。なので残念ながら、鮮やかな色味を表現する染料はとても褪色が早いのです。
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マニキュア

マニキュアはジェル状のものか、液状のもので作られています。今はほとんどが、液垂れ防止で増粘剤が含まれているため、ジェル状のもの主流です。主成分はシリコンで出来ていて、発色はイオン吸着を利用しています。簡単に言うと、キューティクルの持っているプラスイオンとマニキュアの持っているマイナスイオンが結合し発色となります。但し、透明感のある染料なので、髪の明るさが暗いと色味があまり見えません。
マニキュアの色味を楽しみたい場合は、一度アルカリカラーかブリーチでトーンUPが必要となります。
白髪の場合は染料そのものの色味がでるので、逆にビビットな色味で派手になりやすいので、ブラウンをMIXしましょう!



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ブリーチ

ブリーチもアルカリカラーと同様で、過酸化水素をMIXして反応させます。また、アルカリカラーも同様ですが、過酸化水素には6%~1%の濃度があり、国内の1剤に含まれているアルカリは、過酸化水素6%で完全反応するように出来ていて、パーセンテージを変化させることで、アルカリのブリーチ力をコントロールすることができます。