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【知っておきたい毛髪が痛む原因】
ダメージ四大要素

   
日常要因 生理的要因 化学的処理要因 環境要因
・ブラッシング ・ホルモンバランス ・過度なブリーチや ・日光(紫外線)
・シャンプー ・ストレス ・ヘアカラー ・湿度
・タオルドライ ・毛質 ・施術不良なパーマ ・乾燥
・ブロー ・変色 ・海水
・ホットカーラー ・ダイエット ・潮風
・カットの不良 ・栄養不良 ・プール(塩素)
・大気汚染

などなど・・・ザックリでも実はこんなにあるんです!

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主なダメージの大きさ  本来毛髪はとても強いタンパク質ですが、ファッションの発展とともにアルカリや酸を使用した
                薬剤を頻繁に使用する機会が多くなってきたのも大きな原因です!でもオシャレしたいですよね・・・


上の図を見て頂くと分かるかと思いますが、毛髪にとってダメージ大きいのは『アルカリ・酸』の過度な状態!しかし、これらはパーマやカラーをする際に必要不可欠。そして、熱変性起す程の過度な熱の利用。更に、その不安定な状態の毛髪に必要以上なコーミングやブラッシングを入れることも大きなダメージに繋がっています。
全ての原因がサロンでのものとも言えませんが、「きっかけ」はサロンに多いということなんです。
だから、ちゃんとした技術を持った、サロン・スタイリストさんが必要なんですね!!

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アルカリや酸って何?


アルカリや酸はpH(ペーハー)の数値で表す事が出来ます。pHとは、「水素イオン濃度指数」のことです。ちなみに、pHは水が介在しないと存在しないので、固体や油にはpHはありません。

「H+」を水素イオン、「OH-」を水酸化物イオンといい、pHが低い程「酸性」を示し、高い程「アルカリ性」を示します。その値の範囲を「0~14」とします。

毛髪のpHは、「4.5~5.5」の等電帯と呼ばれています。ばらつきがあるのは、アミノ酸構成や皮脂膜の個人差があるからです。

毛髪のpHが、「4.5~5.5」の時、最も結合が安定している状態なんです。

カラーやパーマなどは、主にアルカリを使用していますので、施術後は等電帯に戻さないと毛髪の強度が落ちたままで非常にダメージを受けやすい状態になってしまいます。

上の図を見ても分かるように、等電帯領域以外のpHでアルカリ性に傾くと「軟化→膨潤→溶解」と溶けていきます。
また、酸性に傾くと「収れん→凝固→溶解」と硬くなっていきますが、結局は溶けていきます。
日本のサロンでは薬事法で強酸や強アルカリの使用は禁止されていますので、溶解は滅多に有りませんが、同じ箇所に何度も 強い薬剤を使用したり、長時間置いたりすると溶解にまで至ることもあります。
コンディションとデザインに合わせて、必要最小限の薬剤施術がダメージ軽減のカギですので、スタイリストさんによく、メリット・デメリットを聞こう!

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アルカリ剤は何で必要?

カラーやパーマ等で必須とされているアルカリ剤。これはタンパク質を溶かし毛髪にダメージを与えてしまいます。
その様なダメージに繋がるものを使わなければいけない理由を知ろう。
先ずは、毛髪の構造から見てみよう!



メデュラ
髪の中心部分です。やわらかいタンパク質と脂質が主成分で、多数の空砲があり、空気を含む。毛髄質とも呼ばれる。
細かい毛にはメデュラが含まれていないケースがあります。
働きについては解明されていないが、毛髪の柔軟性や、保湿性に関わっているのではないかと考えられています。

コルテックス
柔らかいゲル状のマトリックスとフィプリルで構成されており、メラニンを含む。薬剤反応は主にこの部分で行われる。
またキューティクルがダメージすると、この内部タンパク質が流出して、感想・断毛・細毛・枝毛・薬剤無反応等を引起す。

キューティクル
硬いウロコ状にできており、この作り方次第で、水分や薬剤等の浸透率に左右してきます。
内部に浸透させるには、膨潤させて緩ませる事が必要で、温水や、アルカリ等で柔らかくし、浸透させる。また、キューティクルがダメージすると、内外への出入り弁の役割が機能しなくなり、マトリックスの流出・薬剤反応の低下・毛髪の縮まり・断毛などの症状を引起す。
※このキューティクル組織が厚いと硬毛になり、薄いと軟毛になります。
硬毛は薬剤が浸透しにくく撥水性
軟毛は薬剤が浸透しやすく、吸水性のケースが多いのも特徴です。

側鎖(横)の結合
シスチン結合・・・他の組織に比べてとても強い結合なので、タンパク質はしっかりと構造を保つ事ができ、
           この結合をいったん切って、くせをつけたままで結合させるのがパーマです。
水素結合・・・・・・この結合は水で簡単に切断されてしまいますが、感想する事によって再結合します。
           ブローによるセットや寝グセはこの水素結合によるものです。
イオン結合・・・・・イオンと+イオンが電気的に結びついた結合、pHが弱酸性(ph2、5~5、5)だと
           結合が安定している状態(=等電帯)です。酸やアルカリによって髪のpHが酸性や
           アルカリ性に近づくと、結合が切断してしまいます。

毛髪構造は上記の様に複雑なつくりになっています。主にサロンで影響する部分はキューティクル層とコルテックス層になります。
カラーやパーマも、コルテックス層で化学反応を起しそれぞれの効果を出します。(マニキュア・植物染料は別)

では、コルテックス層に反応を起す薬剤を届ける為には、キューティクル層を通過しないといけないのですが、カラーの染料分子も、 パーマ剤分子も少しサイズが大きく、キューティクル層を通過出来ません。そこで通過させる為にはキューティクルを少し開かせて、 隙間を空ける必要があります。その作業に有効なのが、アルカリ剤の「軟化・膨潤効果」が必要となるのです。


キューティクル層を通過するにはアルカリ剤が必要なのが上記の図で分かると思います。
更に、アルカリ剤はカラーリング(ヘアダイ・ブリーチ)でメラニン色素の分解という働きもします。アジア系の人は元々黒髪です。
これは、黒褐色のメラニン色素を多く含んでいる為黒髪になるのです。髪を明るくする為には、そのメラニン色素を適量に分解 しないといけません。それにはアルカリ剤が有効となります。こんな働きをするのでアルカリ剤は必要になるのです。